まずは始めまして

凛「凛です」
羽衣「羽衣です」
……
羽衣「あれ、漣ちゃんはどこにいったんでしょう？」
凛「漣は寝坊で遅刻」
羽衣「寝坊ですか…（汗）」
凛「そ。だから先に二人で進めるところまで進めるぞ」
羽衣「もう、相変わらず漣ちゃんにはツンツンですね、凛様…」
凛「うるさい。10回以上起こしても起きないんだからもう放っておいていいんだよっ」
羽衣「それで放置、と。あ、漣ちゃんには何を作っておいてあげたんですか？」
凛「え、あっためればすぐに食べられるようにチャーハンだけど…なんだよ、その目は？」
羽衣「いえ、なんでもありませんよ？やっぱり凛様は凛様だな、と思っただけですから♪」
凛「たく、こんな訳のわかんない問答繰り返してないで、そろそろ本題にいくぞっ」
羽衣「かしこまりました。…えぇと、このブログは私達天宮家の三人。凛様、漣ちゃん、そして私こと羽衣が繰り広げますよくわからない日常っぽい何かを徒然と書き綴ったり、三人のうちの誰かの呟きが載ったりする予定のブログだったりします」
凛「ちなみに管理人の名前は僕の名前になってるけど、3人ともここのＩＤとパスワードを知ってるから、実際に管理は3人で行う予定です」
羽衣「…え、私も管理するんですか？」
凛「当然だっ！家事だけじゃなくてこの場所の管理まで全部やってたら僕の身が持たないっ」
羽衣「いつもお疲れ様ですっ♪」
凛「本当だよ、まったく…。だから羽衣も家事の手伝いとかの片手間でいいから、ここの管理も手伝ってくれ」
羽衣「ふふ、了解しました。…凛様をありとあらゆる意味で支えるのが私の本意ですしね（ぽそり）」
凛「…ん、何か言ったか？」
羽衣「いいえ、何もっ♪…あ、漣ちゃんが起きてきたみたいですよ？」
――ばたばたばた、どかんっ！がらがらがら…ばっしゃーん！びちゃびちゃばちゃばたんっ！
漣「（ドアを力強く開けながら）天宮漣、ちょっと遅れちゃったけど参上なのですっ♪」
羽衣「はい、おはようございます漣ちゃんっ♪」
凛「……待て。登場前の変な効果音はなんだっ！？参上じゃなくてむしろ惨状じゃないのか！？（慌ててドアの向こうを確認しに行く）」
漣「あ、凛っ！？…あれ、行っちゃったです。見に行ったこと、後悔しないといいけど……」
羽衣「漣ちゃん、漣ちゃん。寝癖がついてますよ？」
漣「にゃっ！？ど、どこなのですかっ？」
羽衣「ほら、ここです（寝癖を撫で付けつつ）」
漣「わ、羽衣姉さん、ありがとうだよっ♪」
羽衣「ふふ、どういたしまして。漣ちゃんは女の子なんですから、もっと身だしなみには気をつけなきゃダメですよ？」
漣「はーいっ♪」
羽衣「…ところで、ここに来るまでに何があったんですか？」
漣「えっとね、まず慌ててばたばたと走ってたら、なんか台車みたいなものにぶつかっちゃって、それがちょうど水入りのバケツが5個くらい並んでたところに突っ込んじゃってばっしゃーん！あとは、その水浸しのところをばしゃばしゃっと走ってきたのですっ！レン、頑張ったです（ぐっ）」
凛「頑張るところが違うっ！（ばん）」
漣「あ、凛が帰ってきたですっ。お帰りなさい、凛っ♪どうだった？（←わくわくと期待の眼差し）」
凛「どうだった？じゃないっ！せっかくここを掃除しようと思って持ってきてた掃除用具がぐちゃぐちゃに散乱してる上に、バケツの中に入れておいたワックスが掛かってて…あぁ、もうっ！お前らも来いっ！今日はもう皆でここの掃除だっ！」
漣「え…っ！？レン、寝起きにおそーじしたくないです…」
凛「どの口がそんなことを言うか…（こめかみぴくぴく）。元凶はお前なんだから、せめて自分がやった責任くらいは自分で取れっ！」
漣「うぅ…凛の意地悪っ！」
羽衣「まぁまぁ、漣ちゃん。私も…それにもちろん凛様も一生懸命フォローしてくれるでしょうし、頑張りましょう。ねっ？」
漣「羽衣姉さんがいうなら、頑張ろうかなっ…」
凛「べ、別に僕はお前のために頑張るわけじゃないからなっ！」
羽衣「ふふ…それじゃあ、今日からここで三人、改めて頑張りましょうね」
漣「おーっ！なのですっ♪」
凛「ほんっと、調子良いよな、お前………」

まぁ、そんな感じでよろしくお願いします（どんな感じだ）。